ハートオブヨガ
ハートオブヨガ創始者、マークウィットウェル氏のワークショップに参加してきました。
目黒の、ホテルクラスカ。
2階はショップ、3階がスタジオになっています。
私がハートオブヨガを知ったのは多分10年近く前。
当時、様々な流派がどんどんでてきていて、どれが自分に合ったヨガなのか?を探しているインストラクターが多かったように思います。
ハートオブヨガの講座ページにあった、「一人一人に合ったヨガが見つかる」という文章を見た時は正直その意味がよくわかりませんでした。
ある程度決まった枠の中で、正しくポーズを指導することが大切ということは知っていて、でもポーズを緩めるとか軽減することだけでは何か足りない、と思っていました。
ここに探していた答えがあるかもしれないと思い、直接マークウィットウェル氏に指導を受けた小野洋輔先生のクラスに参加したことをきっかけに、3年前からハートオブヨガの練習を細々と始めました。
毎日10分でいい、とはいいますが、自分のなかでの優先順位がヨガにないときはなかなか10分の時間をとることすら難しいと感じました。
子育てや仕事に追われて、練習のこと自体をすっかり忘れてしまうことも。
「子育ては最高のヨガです。出来ない時間があってもいいんです」という小野先生の言葉に甘えすぎてしまっていたかもしれません。(笑)
今回改めて参加して、毎日の練習の大切さを痛感しました。
ハートオブヨガは、自分を調和した状態に戻していくヨガ。
忙しいという字は「心を亡くす」と表しますが、調和した状態から外れていた時は、ヨガの練習をする気すら起こらなかったのだなぁと。
それは、ヨガで言う「無知」の状態だったはずです。
「男性性(強さ)と女性性(柔らかさ)は、誰にも半分ずつ存在しています。
女性と男性が出会い、融合して調和し一つになり生まれたのがあなたです。
つまりあなたは、すでに完全な状態なのです。
わたしたちは大いなる自然とともにあります。
どこにもたどり着かなくてもいいし、なにも悟らなくてもいいのです。
もう、なんか、泣けました。
(これは今日のマーク氏の言葉をわたしが記憶する範囲で繋げたものです。
正式指導者の方々は、SNS等でマーク氏の言葉をそのまま伝えてくださってます。)
わたしたちは宇宙から生まれた自然の中で生まれたのだから、その存在はいつも自然や宇宙と共にあるということ。
縦社会の枠組みの中では、忘れがちになる真実。
だからこそ、ヨガをしてそのことを「思い出す」ということが大切なのだと、改めて教えていただきました。
これからも「自分のために」ヨガの練習を続けます。
他者との調和は、自分との調和のあとにしか成り立たないことも教えていただきました。
教えていただいたことをまず自分で実践し、本物のヨガの伝え手になっていきたいです。
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